2児のシングルマザー(43)がベタ惚れした68歳男性!交際2か月でスピード婚も9か月で離婚

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 夫は若い頃に東京で音楽活動をし、現在はギター講師やピアノ調律も手がける“音楽人”で、妻は二児を育ててきたパワフルなシングルマザーである。2人の出会いは4年前、子どもたちを育てるために山口へ移住した妻がオープンした“演奏のできる定食屋”であった。地元テレビの取材で幼い子どもをあやしながら歌った映像が流れたことをきっかけに、店でも歌うようになった妻の噂を聞きつけ、夫が店を訪れたことが始まりである。妻の歌声に衝撃を受けた夫はその場でセッションを展開し、「もっといろんな人に聴いてほしい」と別会場でのワンマンライブを提案した。

 当初は夫に恋愛感情がなかった妻だが、練習動画を見返していたある夜、夫のさりげない会釈や“子犬みたいな目”にズキュンと胸を打たれ、「これはもう惚れたな」と恋心を自覚する。さらにバンド仲間との会話から夫が独身だと判明したことで「押したらいけんのちゃうん!?」と猛アタックのスイッチが入り、LINEで「好きです。付き合ってください」とストレートに告白した。しかし、娘ほど年の離れた女性からの告白に、夫は「ふざけているのかと思った」と当時の複雑な心境を振り返り、その気持ちをギターで即興演奏して藤井から「ものすっごい盛り下がりましたけど」とツッコミを受ける一幕もあった。

 それでも引き下がらない妻は、ほぼ毎晩1〜2時間の電話でまっすぐに好意を伝え続けた。夫は「圧がすごすぎて」とその時の心情を振り返り、再びギターで“圧がすごい妻に惹かれていく心情”を演奏した。度重なる不穏なメロディに、藤井も「いや、まだマイナー入ってくるん!?」と爆笑した。その後、結婚を考えるうえで懸念していた夫の90歳の母への挨拶に向かったが、母から「今までよく1人でこの2人を育てて、頑張って生きてきたね」と温かく受け止められた。自らも女手ひとつで2人の息子を育てた母の後押しもあり、2人は交際2カ月でのスピード婚を果たした。

 ところが、幸せな新婚生活は思わぬ方向へ向かう。2人は新婚9カ月で一度離婚してしまったという。思ったことをストレートに口に出す妻に対し、夫はなかなか言葉にしないタイプであり、妻が「ミュージシャンってモテるんやろ?」と冗談めかして聞いても、否定もせず黙って立ち去ってしまうなどのすれ違いが生じていた。決定打となったのは、妻が美容室から帰ってきた日のことである。新しい髪型に何か言ってほしかった妻に対し、夫が返したのはまさかの「ため息」であった。しかし夫の本音は「切るなら切るって言ってくれよ。切る前の写真、撮っておきたかったな」というものであったが、それを言葉にしない夫に対して妻の怒りが爆発する。「もう離婚や」と離婚届を取り出してその場で記入し、夫にもサインを迫った。夫は「どうせ脅しだろう」と思い売り言葉に買い言葉でサインしてしまったが、妻は本当に離婚届を提出した。

 翌日、妻の弟から「離婚届が受理された」と知らされ、夫はようやく事態の重大さに気づく。その夜、静まり返った部屋で1人横になった夫の脳裏に浮かんだのは、子どもたちと過ごしたにぎやかな朝や、妻との何気ない日々であった。たまらず夫は妻に電話し、「寂しくてたまらんけ、帰ってきてくれ。頼むけぇ!」と涙ながらに訴えた。妻も「これからはちゃんと言葉にして話し合おう」と応じ、ドアを開けて帰ってきた妻を夫は満面の笑みで迎え、「よう帰ってきた!」と抱きしめた。

 スタジオで妻は、離婚は本気で関係を断ち切りたかったわけではなく、「一旦距離を置いて、パートナーとして支え合えるようになったほうがいいのかなと思った」と説明した。夫も2人の息子の存在が大きかったと語り、朝のにぎやかさが消えた寂しさを振り返った。さらに夫は、離婚した日の夜の心情をギターで演奏し、その悲しすぎるメロディに藤井は泣きまねをしながら「強いお酒ください」とひと言を放ち、スタジオは笑いに包まれた。夫は離婚後、改めて「すみません、結婚してください」と妻にプロポーズしたことを明かし、波乱万丈すぎる道のりを経た妻は「やっと対等の夫婦になれた」と語り、今度こそ“本当の夫婦”になった2人の新婚物語を締めくくった。

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