「高市政権の国会戦略の稚拙さそのもの」3時間で強行採決の皇室典範改正案、議員定数削減は見送り 党内からは異論も…ジャーナリストが分析

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高市総理は「誰にも止められない機関車」

 党内からの反発は国旗損壊罪でも。自民の中からも、採決では岩屋毅前外務大臣が採決を棄権し、法案を共同提出した野党までが欠席した。日本の国旗を傷つける行為を罰する法案だが、恣意的に運用される恐れがあるとして、刑法学者ら約150人が反対声明を出す異例の事態に。それでも高市総理肝いりの政策として、今国会、成立する見通しだ。

 高市氏が総理総裁になって以来、60年ぶりとなる通常国会の冒頭解散や、強引なやり方での国会運営など異例づくしのオンパレードだ。122兆円もの国家予算を決める衆院での審議時間は、過去20年で最短の59時間。総理出席の集中審議は、少数与党だった石破政権の3分の1程度。

 2月の衆院選で自民党は歴史的な大勝をおさめた。だがその中身をよく見るとあることに気づく。自民の小選挙区の絶対得票率は26.9%だが、獲得議席の割合は86.2%。票では4人に1人ほどの支持に対して、議席は8割を超えた。

 では有権者の7割は、すべてを高市政権に白紙委任したのだろうか。「選挙での大勝と高支持率を背景に、高市さんは自らが信じる政策の実現に一気に突き進んでいる。裏腹に、状況の変化に反応する柔軟性や異論に耳を貸す姿勢が欠けているのは明らか。誰にも止められない機関車が、はずみで脱線した時には大事故につながりかねない」(青山氏)。

(『ABEMA的ニュースショー』より)

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