給食・礼拝への「個別対応は義務なし」文科省が答弁
続いて学校現場の問題について文部科学省に質問。「イスラム教徒である児童生徒の方が、豚肉を除去した学校給食や礼拝の場を求める、授業中に礼拝することを求めるなどということが考えられる。これらにつきましても、信教の自由は他人に負担を求める権利として認められているものではなく、これらの求めに応じなくても違法、不適切な対処ということには必ずしもならないという当たり前の指針を学校現場に対して国から示すべき」と質した。
文科省大臣官房の橋爪審議官は「外国人児童生徒が急増し、文化的・宗教的背景も多様化する中で、可能な範囲でその背景を理解し、学校教育活動の円滑な実施を図っていくことが重要」と答弁。学校給食については「児童生徒の安全確保を最優先に、調理場の施設設備、人員等を踏まえて過度に複雑で無理な対応は行わないことを原則としてアレルギー対応の方針を定めている」とし、「宗教上の理由による禁忌食材の除去などの個別対応は一般的に行う義務はなく、その点につきまして各学校設置者において保護者にご説明いただくことが適切と考えている」と述べた。礼拝の場所や時間については「文部科学省で具体的に示しているものはない」とした上で、「外国人児童生徒受入れの手引き」において日本の学校生活について保護者に理解してもらった上で教育活動を行うことの大切さを記載していると説明した。
北村議員は「大量の調理が必要な現場において、基本的には個別な対応はする必要がないんだということだと今理解した。ガイドライン等で十分に周知されるように対応を徹底してお願いしたい」と要望。最後に「これまでの政府の外国人政策を続けていく限り、日本国内に居住するイスラム教徒の方の数は間違いなく増えていくと考えられる。学校現場が困ったり、社会の治安が大きく悪化したりする懸念があるので、必要な実態調査を行った上で適切な対応を取っていただきたい」と述べ、質問を終えた。(ABEMA NEWS)
この記事の画像一覧
