将棋の早指し団体戦「JEMTCスペシャルABEMA地域トーナメント2026」において、ひときわ異彩を放つ18歳のルーキーがいる。関西の大所帯・森信雄七段門下の超新星、山下数毅四段だ。
彼はプロ入り前から、すでに奨励会で“別格の存在”として畏怖されていた。2024年、15歳の奨励会員だった山下四段は、プロ公式戦である竜王戦ランキング戦に出場すると、名だたるプロ棋士たちを次々と撃破して優勝。さらに翌年も連続昇級を果たすという前代未聞の快挙を成し遂げた。この未曾有の事態を受け、日本将棋連盟は「奨励会員が竜王戦ランキング戦で連続昇級した場合」という新たな昇段規定を急遽新設。その権利を行使して四段昇段を果たしたという、まさに“規格外”の経歴を持つ天才である。
「3歳年下でこんな人がいるなんて」
