以来、将棋にのめり込み、どんなに難解な問題であろうとも果敢に挑戦し続けた。プロ棋士やアマチュアの強豪など、全国から詰将棋のスペシャリストが集う「詰将棋解答選手権」にも毎年出場。並み居る実力者たちを抑え、昨年は堂々の全体3位という見事な成績を収めている。
彼の解き放たれた才能と膨大な演習量には、詰将棋作家としても名高い師匠の森信雄七段(74)も度肝を抜かれたという。ある日、森七段が自宅にある詰将棋の本を50冊ほど見せたところ、山下四段はなんと「全部知っていた」というのだ。
「ちょっと(モノが)違うなと思いましたね」
