将棋の藤井聡太王位(竜王、名人、棋聖、棋王、王将、23)に伊藤匠二冠(叡王、王座、23)が挑戦する「伊藤園お~いお茶杯第67期王位戦七番勝負」の第2局が7月15、16日の両日、兵庫県神戸市の「中の坊瑞苑」で行われ、藤井王位が伊藤二冠を100手で下して今シリーズ初白星を挙げた。この結果、七番勝負の成績は両者1勝1敗のタイとなった。
防衛と王位7連覇を目指す絶対王者が、2局目できっちりと星を五分に戻した。伊藤二冠の先手番で相掛かりの出だしとなった本局は、序盤から互いの深い研究が張り巡らされた未知の難所へと進行。1日目午後から長考が続く高難度のねじり合いとなったが、2日目に入ると藤井王位が本領を発揮した。
解説陣も驚く気付きにくい絶妙な手順からじわじわとリードを奪うと、極めて細い道筋を正確に読み切って盤上の主導権を掌握。複雑化を狙う伊藤二冠の勝負手にも冷静沈着に対応し、最後はそのまま押し切る王者の貫禄を見せつけた。
藤井王位、伊藤二冠の終局後コメント




