離婚寸前だった夫婦が語る“モラハラ”の実態とは?「家事は妻がするべきだと思っていた」「妻が自立した態度を見せ始めてから焦り出した」

ABEMA Prime
(4/4) 記事の先頭へ戻る

■「自立した態度を見せ始めた時、焦り出して自分の問題と向き合わざるを得なくなった」

 離婚寸前だったはずの2人が、なぜ今も一緒にいるのか。転機となったのは、瑠美さんがカウンセリングで「モラハラを受けている」と指摘されたことだ。その後、「夫が意味のわからないことを繰り返すのならば、それはそれで終わりだろうと思っていた。やり直す気持ちは前提としてあったけれど、最後に意思の疎通が取れるかどうかのチェックをしたかった」。

 一方の基次さんは、モラハラを告げられた当初は「なんでそんなことを言われなきゃいけないのか」と腹が立った。それでも、瑠美さんが友人と会うようになったり、実家に帰ったりし始めるとと気持ちは変わっていった。。「自立した態度を見せ始めた時、焦り出して、自分の問題と向き合わないといけないという風に変わっていった」。

 その後、基次さんは仕事を減らし、睡眠導入剤や治療薬を服用するなど複数のアプローチで変化に取り組んだ。「やっぱり自分自身を理解することが一番大きかった。自分のキレるパターンや感情の理解をしていくと、怒りはだいぶ抑えられるようになってきた」と話す。

 瑠美さんは変化の過程を「モラハラがひどい時は一切聞いてくれない状態だったのが、だんだん顔をこわばらせながらも聞き入れるようになった。そこからだんだん一旦受け止めて、じゃあよくするためにどうしようかという話ができるようになっていった。本当に徐々に、という感じだ」と振り返る。

 現在2人は、毎年年末に「結婚を継続するか」について話し合う、いわば「年次更新」の儀式を行っているという。瑠美さんは「とにかく細かいことでも話をして、前向きにどうやって仲良くするかを前提に話し合いをしようという姿勢が大事だと思う」。基次さんは「何かあったらすぐ謝る」ことが大切だと述べ、関係修復への取り組みが続いていることを示した。

 高井氏は、関係修復ができるケースはごく稀だと強調しつつ、今回の事例について「奥さん側が最後の決断をするギリギリのところで踏みとどまった。2人で何とか調整できるような関係性が徐々にできてきた結果、バランスを保てるようになったのだと思う」と述べた。

(『ABEMA Prime』より)

この記事の画像一覧
こんな記事も読まれています
この記事の写真をみる(6枚)
このまま画像を見る
続きは広告を見た後にご覧いただけます
クリックして広告を見る