PPの野尻「僕の真下に今あるから」無線で訴え
中継には、白い処理剤を撒き、ほうきを持って総出で清掃作業にあたるオフィシャルたちの姿が映し出された。佐藤のマシンから漏れたオイルは、富士スピードウェイの1周(4563m)ほぼ丸々1周分にわたってレコードライン上に付着しており、菱沼氏も「4.5kmもありますんで、これを整備するのは大変です」と言及。オイル漏れ自体は珍しくないものの、ほぼ1周に渡りライン上にオイルがばら撒かれ、スタート前のサーキットは異例の光景に騒然となった。
この状況に最も敏感に反応したのがポールポジションからスタートを控えていた野尻智紀(TEAM MUGEN)だった。野尻は、「これオフィシャルに言って、僕たぶん後ろバックさせないと。僕の真下に今(オイルが)あるから。でもさ、こんだけやったらもう加速できないよ」と憮然とした様子で緊迫したチーム無線を飛ばした。
その後のリプレイでは、フォーメーションラップが始まる瞬間に、佐藤のマシンの後方から何らかの部品が吹き飛ぶ様子が捉えられていた。レースはこの後、45分遅れでセーフティカー先導のもとスタート。佐藤はリタイアとなるなど、まさかのスタート前アクシデントとなった。(ABEMA『スーパーフォーミュラ2026』/(C)JRP)
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