将棋の第74期王座戦挑戦者決定トーナメント準決勝が7月24日、東京・将棋会館で行われ、藤井聡太竜王・名人(王位、棋聖、棋王、王将、24)と丸山忠久九段(55)が午前10時から対局を開始した。前王座の藤井竜王・名人にとっては、王座奪還へ向けた重要な一戦。27期ぶり2度目の王座挑戦を狙う丸山九段との対戦を制し、挑戦者決定戦進出を決めることができるか。振り駒の結果、先手番は藤井竜王・名人に決まった。
伊藤匠王座(叡王、23)への挑戦権を争う挑戦者決定トーナメントが進行中。先に行われたもう一方の準決勝では、広瀬章人九段(39)が羽生善治九段(55)に勝利し、決勝進出を決めている。
藤井竜王・名人は、2023年度の第71期王座戦五番勝負で永瀬拓矢王座(当時)に挑戦。名誉王座獲得がかかった永瀬王座との死闘を制してタイトルを奪取し、前人未到の「八冠独占」を達成して社会現象を巻き起こした。翌72期は永瀬九段のリターンマッチを3勝0敗のストレートで退け2連覇を飾ったものの、記憶に新しい前期・第73期では伊藤叡王の挑戦を受け、フルセットにもつれ込む激闘の末に敗れ失冠。今期は前王座として、リターンマッチを目指す戦いとなる。実力者揃いの過酷なトーナメントを勝ち抜き、再び五番勝負の舞台へ帰還できるか、将棋界内外から大きな注目が集まっている。
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