将棋の「伊藤園お~いお茶杯第67期王位戦七番勝負」第3局(7月29、30日・北海道登別市「祝いの宿 登別グランドホテル」)を翌日に控えた28日、防衛と7連覇を目指す藤井聡太王位(竜王、名人、棋聖、棋王、王将、24)と、挑戦者の伊藤匠二冠(叡王、王座、23)が対局の舞台となる北海道登別市に現地入り。対局前日に登別のシンボルである「登別地獄谷」を見学した。その後行われた前夜祭では、それぞれ和やかなエピソードを交えながら大一番に向けた意気込みを語った。
両者が訪れた「登別地獄谷」は、日和山の噴火活動によってできた直径約450メートル、面積約11ヘクタールに及ぶ爆裂火口跡だ。谷に沿って数多くの湧出口や噴気孔があり、泡を立てて煮えたぎる風景が「鬼の棲む地獄」の由来となった名所。ここから1日1万トンもの多種類の温泉が湧出し、温泉街のホテルや旅館へと給湯されている。
前夜祭の挨拶に立った藤井王位は、「登別には子どものころに家族旅行で訪れていまして、対局で再び訪れることができてうれしく思っております」と笑顔を見せた。地獄谷への訪問も「15年ぶり2回目」だったといい、「迫力に圧倒されるとともに、地形の成り立ちをご説明いただき、一層興味深く感じました」と、知的好奇心を刺激された様子を振り返った。
伊藤匠二冠は早々に名湯を堪能!




