その結果、両者の持ち時間には大きく差が開く展開となった。1日目からすでに85手まで進行するという激しい戦いの中、ABEMAの中継で大盤解説を務める松尾歩八段(46)は「常に先手の手が難しいが、なかなか先が読めない」とコメントし、盤上の難解で緊迫した状況を解説した。
午後6時を回り、立会人を務める屋敷伸之九段(54)が定刻の封じ手時刻となったことを告げたが、手番の伊藤二冠はすぐには封じず考慮を続行。最終的にこの86手目に1時間2分を費やして封じ手をおこなった。この封じ手時点で両者の残り持ち時間には約3時間という大差がつくこととなったが、ABEMAの「SHOGI AI」の形勢判断は「互角」を表示している。互いに主導権を譲らない白熱の攻防は、あすの2日目にどのような結末を迎えるのか、引き続きファンの熱い視線が注がれる。
【封じ手時点での残り持ち時間】
藤井聡太王位 2時間43分(消費5時間17分)
伊藤匠二冠 5時間36分(消費2時間24分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)




