将棋日本シリーズJTプロ公式戦の1回戦第4局が8月1日、福岡市の「福岡国際センター」で行われ、八代弥八段(32)が増田康宏八段(28)に134手で勝利した。JT杯初出場で2回戦進出を決めた八代八段は、9月12日に行われる熊本大会で藤井聡太JT杯覇者(竜王、名人、王位、棋聖、棋王、王将、24)と対戦する。
互いにJT杯初出場同士の激突となった注目の一戦は、八代八段に軍配が上がった。
振り駒で増田八段の先手番となった本局は、相掛かりの出だしに。先手は早繰り銀に構えると、対する八代八段は腰掛け銀を選んだ。増田八段から仕掛けて本格的な戦いに突入すると、強気な姿勢を見せて主導権を掌握。八代八段は受けに回って反撃のチャンスをうかがった。
増田八段がのびのびとした指し回しでリードを広げていたが、八代八段は渾身の受けの力を発揮し簡単には譲らない。苦しい中で訪れた一閃のチャンスをとらえ、終盤で逆転に成功した。八代八段は訪れた勝機を活かし、そのまま押し切って勝利。嬉しいJT杯初白星を飾った。
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