北関東の4勝、大阪の1勝で迎えた勝ち抜き方式の第2ステージ。追い詰められた大阪だったが、ここでチーム唯一の白星を挙げていた上野六段が大躍進を見せる。第6局で三枚堂七段を打ち破ると、続く第7局では羽生九段をも撃破した。怒涛の連勝で一気に北関東の背中に迫り、控室の熱気は最高潮に達する。孤軍奮闘を見せた上野六段は対局後、「対局を重ねていくことで感覚も良くなっていくので、勢いに任せて指していた部分もあるんですけど、1試合目とか2試合目でもっと手が伸びたら本当は良かったなというふうに思いますね」と真摯に振り返った。
しかし、奇跡の逆転劇を狙う大阪の前に立ちはだかったのが佐藤九段だった。第8局、激しい乱戦を制して上野六段の連勝をストップさせ、北関東が5勝3敗で予選突破を決めた。死闘をくぐり抜けた北関東の羽生監督は、「本当に大変な対局が続きましたが、なんとか前に進むことができて、ホッとしているというのが率直な感想です」と安堵の表情を見せた。さらに、「ここからはもうノックアウトの対局。さらに充実させて、いいコンディションで準決勝を迎えたい」と次なる戦いを見据え、力強く意気込みを語った。
畠山監督「上野六段の頑張り、迫力がすごかったですね」
