「冷蔵庫に挟まったかな」と心配し…
祖母を助けた家を、晴人さんに案内してもらった。家は地震で屋根が落ち、崩れた状態になっていた。地震の時、晴人さんは「寝ていました。あおむけで携帯持ちながら。ベッドもこれくらいずれて、窓もすぐ割れて。そのまま廊下の方に。台所まで行けなかったので、ここトイレなんですけど、ここから(小窓から)出たんです」
「台所におばあちゃんがいる」と心配になった晴人さんは、駆けつけようとしたが、台所へつながる道はふさがれていた。必死になって見つけたのは、トイレの小さな窓だった。その窓から外に出て、ゆみ子さんがいる台所に、はだしで駆けつけた。「ここに、ばあちゃんがいた。ここで『助けてくれ』と。冷蔵庫がここにあったから、挟まったかなと(思った)が、挟まっていなくて、このままここに。ここでおんぶした」
10年前とは異なり「一瞬で崩れた」
