BGMつき…高市総理の熊本視察動画に批判の声「まるでプロモーション」 “視察時間たった3分”投稿に政府が訂正、被災地対応めぐりSNSでの逆風強まる

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■高市総理の避難所視察と「たった3分」のデマ投稿

 高市総理の視察スケジュールは、警備上の都合や被災地側の負担を考慮し、分刻みで組まれていた。一部のSNSでは「高市総理が避難所を視察した時間はたったの3分だった」という情報が拡散される事態となったが、これに対し内閣広報官の公式アカウントは「一部SNSで事実と全く異なる情報が流れていますが、高市総理が氷川町の避難所に到着し視察を開始したのは午後3時13分、視察を終えて避難所を出発したのは午後4時4分です。避難所視察は51分間ですのでお伝えします」と投稿した。

 この問題について、選挙ドットコム副編集長の伊藤由佳莉氏は「ネット上の情報で、中身を全て読まずにパッと発信したことで勘違いされている方もいる」と指摘する。一方で、こうした議論が起きる背景には「誰か偉い人が被災地入りしたことで、どのような効果があるのかが見えにくい点がある」と語る。

 さらに、「被災地に入る政治家には必ず賛否が起きる。内閣官房によれば、今回は上空からの視察によって現場の負担やプライバシーへの配慮を軽減したり、短い滞在時間で負担を抑えたりと、被災地に配慮した日程になっていた」と説明。視察後には、予備費242億円の決定や高速道路の復旧、段ボールベッドや携帯シャワー、応急仮設住宅の提供といった支援策が発表され、熊本地震の激甚災害への指定(国から自治体への財政支援の手厚化)および特定非常災害への指定(運転免許などの有効期間の延長措置など)も決定された。

 伊藤氏は「予算措置などの枠組みは視察前におおむね決まっていたと思われる。現地に負担がかかる以上、視察によってどう防災や復旧復興が進むのか、その効果をより分かりやすく示すべきだ」と述べた。

物議を醸したBGM付き「プロモーションビデオ」風の公式動画
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