戦型ともリンク?座ったままで驚愕の「176bpm」!現役医大生棋士・獺ヶ口四段が斬る“将棋×心拍数”のリアル/将棋・ABEMA地域トーナメント2026

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 さらに興味深いのは、盤上の「戦型」と心拍数が密接にリンクしているという点だ。居飛車や振り飛車、あるいは玉の囲いが堅い戦型と、常に薄い玉形で戦う戦型とでは、脳が感じる「危機」の度合いに明確な違いが出るという。

「前提として、序盤から中盤、そして終盤へと進むにつれて、心拍数が上昇する傾向がありました。その上で、玉が薄い戦型では早めに終盤が訪れやすいので、心拍数の上昇も早期に見られたという印象を受けます」

 守りが薄いスリリングな戦型を選択すれば、当然ながら「詰まされるかもしれない」という終盤特有の危機が早く訪れる。それに呼応するように、心臓がアクセルを踏むタイミングも早まるということになる。

 盤上の戦術から棋士のメンタル、そして生々しい個人の生体反応までもが「心拍数」として可視化される今大会。予選を勝ち上がったチームによる本戦の準決勝、そして決勝戦は8月15日から生中継で実施される。さらなるプレッシャーがかかる大舞台で、棋士たちの心臓はどのような鼓動を刻むのか。前代未聞の戦いは、いよいよクライマックスへと向かっていく。

Reference
※1)    Tanaka H, Monahan KD, Seals DR. Age-predicted maximal heart rate revisited. J Am Coll Cardiol. 2001 Jan;37(1):153-6. doi: 10.1016/s0735-1097(00)01054-8. PMID: 11153730.

◆JEMTCスペシャルABEMA地域トーナメント2026 超早指しの『ABEMAトーナメント』と『地域対抗戦』が融合した新シリーズ。全国を6つの地域ブロックに分け、全8チームによって競う団体戦。各チームは監督1名とドラフト会議で指名された棋士4名の計5名で構成される。予選は4チームずつ2リーグに分かれ、上位2チームが本戦トーナメントに進出。試合は5本先取の9本勝負で、対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。今大会より「先手番入札制度」を採用。対局開始前に持ち時間を「競り」にかけ、提示した時間がそのまま対局時の持ち時間からマイナスされる。
ABEMA将棋チャンネルより)

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