秋元強真の窮地を救った“セオリー外”の動き なぜ左拳負傷を乗り越えてクレベルに勝つことが出来たのか?

RIZIN
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【映像】負傷していた左拳を打ち込む秋元
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 8月11日(火・祝)TOYOTA ARENA TOKYOで開催されたRIZIN.54のメインイベントで秋元強真が元RIZINフェザー級王者のクレベル・コイケと対戦。過去、朝倉未来に三角絞めで一本勝ちした寝技の強さを持つクレベルに対し、秋元は寝技に持ち込む展開を作らせず、打撃を効かせて判定勝利を収めた。

【映像】負傷していた左拳を打ち込む秋元

 2024年大晦日の元谷友貴戦に敗れて以降、連勝街道を突き進み、今年3月のRIZIN.52では元Bellator世界バンタム級王者のパッチー・ミックスからもKO勝利を収めている秋元。今や期待のルーキーという枠を超えて、RIZINのトップファイターとしてメインを張る選手に成長した秋元だが、いよいよ今大会ではRIZINの王座戴冠歴があるクレベルとの対戦を迎えた。

 そんな大一番で秋元にトラブルが起きていた。試合後のインタビューで秋元は試合一週間前に左拳を脱臼していたことを告白。サウスポーの秋元にとって最大の武器である左ストレートに不安を残すなかでの試合だった。事実、秋元は1Rに左ストレートを打ち込んだ際に左拳の状況が悪化し「1Rで左を打った時に違和感があって、2Rに左を使ったら本当に壊れると思って、2Rは前手とたまにヒザ蹴りを出して、3Rに少し(左を)出し始めた」と、2R以降は思うように左を打てないまま、戦わざるをえない状況に追い込まれていた。(試合後のインタビュースペースにも左手に包帯を巻いた状態で現れた)

 ここで秋元を救ったのが右のジャブだ。1Rに右ジャブとステップを駆使して制空権を握りつつあった秋元は、左拳を痛めた後に右ジャブのヒット数を増やして完全に距離と間合いを支配。クレベルのタックルを切りながら組みにも対応し、左拳に負傷があったことを感じさせない試合運びで勝利を掴んだ。

セオリーを“度外視”して鬼神・クレベルに完勝
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