将棋の第39期竜王戦挑戦者決定三番勝負第2局が8月12日、東京都渋谷区の「将棋会館」で行われ、服部慎一郎七段(27)と柵木幹太五段(28)が現在対局中だ。午後4時19分に千日手が成立し、先後を入れ替えた指し直し局がスタート。第1局で先勝した柵木五段が挑戦権を掴むのか、服部七段が追いつき意地を見せるのか。
服部七段の先手番で始まった千日手局は、角換わりの戦型へと進んだ。互いの深い研究が反映された進行となり、中盤の難解な局面へ。銀を巡る駆け引きで同一局面が4回現れ、午後4時19分に千日手が成立した。
その後、30分の休憩を挟んで先後を入れ替えた指し直し局が午後4時49分に開始され、今度は柵木五段の先手番となった。第1局を快勝した先手番を再び握った柵木五段に対し、後手となった服部七段は角道を止めて力戦を志向。第1局で柵木五段が得意とした相掛かりを避ける構えを見せ、盤上は仕切り直しの新たな戦いへと突入している。
今年度19勝2敗、勝率.905と絶好調の柵木五段。今年度4月時点では四段だったが、5月に「竜王ランキング戦連続2回昇級」で五段に昇段したばかりだ。本局に勝利して「竜王挑戦」の規定を満たせば、藤井聡太竜王(名人、王位、棋聖、棋王、王将、24)への挑戦権獲得とともに、一気に七段への昇段が決まる。
一方、今年度成績13勝9敗(勝率.591)の服部七段にとっても、第3局に望みを繋ぐためには絶対に負けられない一局。後手番での指し直しという試練を迎え撃ち、持ち前の勝負術でタイに持ち込めるか。
運命の三番勝負第2局は、いよいよ勝負を決する夜戦へ。最高峰の舞台を目指す両者の激闘から目が離せない。
服部七段と柵木五段が注文した夕食メニュー




