局後、激戦を制した服部七段は「千日手局は打開できそうになく、しょうがなかった。指し直し局は、金を上がったところで遊んでいる金が使えてきて手厚くなった」と振り返り、安堵の表情を見せた。さらに大一番となる第3局に向けて「次も短い時間での対局となるので、準備して精一杯頑張りたい」と気を引き締めた。
一方、連勝での挑戦権獲得を逃した柵木五段は「角を打ったのはとんでもない手だった。もう少し前に違う攻めがなかったか。そこは反省かなと思う」と悔しさをにじませつつも、「もう一局指せるのはありがたいこと。力一杯臨みたい」と前を向いた。
運命の第3局は8月24日、東京都渋谷区の「将棋会館」で行われる。勝者が藤井聡太竜王への挑戦権を手にする大一番。トーナメント最下層の5組から大躍進を続ける柵木五段が勝てば、一気となる七段への特別昇段と自身初のタイトル挑戦が同時に決まる。対する服部七段が勝てば、第97期ヒューリック杯棋聖戦に続く自身2度目のタイトル挑戦となる。最高峰の舞台とそれぞれの夢を懸けた両者の熱き戦いに、ファンの期待は最高潮に達している。
(ABEMA/将棋チャンネルより)





