■避難所生活を終えるためのカギは「水道の復旧」
一方で、今回は猛暑の中での被災という新たな試練もある。「先週は40度を超える酷暑日を経験しました。こうした猛暑の中での避難所生活という、今までにない苦しみがある」と語る。すでに避難生活中の熱中症とみられる死者が1人出ている。
2ちゃんねる創設者・ひろゆき氏が「避難所生活が長くなるほど関連死が増えてしまうのか」と問うと、木村氏は「エコノミークラス症候群のように血栓が溜まってしまったり、苦しい環境の中での避難生活が肉体的、心理的に圧迫してしまうというのは因果関係があると思っている。熊本県民は我慢強く根が明るいというところもあって『大丈夫だよ』と言ってしまう。ところが、私が避難所で握手をした時にニコニコしていた人が、話しているうちにポロポロ泣き出すこともある。やはり避難生活の苦しみは、すべての被災者の方が抱えている」と認めた。
その上で、避難所での生活を早期に終えるためのカギとして水道の復旧を挙げた。「今、約3万4000戸で水道水がまだ出ていない。家でトイレも洗濯もできないから避難所にいる方が多い。8月末には家の前までは必ず水が届く状態にしようと、政府や高市総理も明言している。能登半島地震の時は3カ月かかり、10年前の熊本地震でも遅いところは3カ月、だいたいのところは1カ月だった。今回は本当に復旧が早い」とした。
ひろゆき氏が「早ければ9月中には避難所にいる方がほとんどいないという状態になり得るか」と尋ねると、木村氏は「それを期待している。8月末に水が通るということと、小中学校が始まるということで、今月末・9月の頭が一つのターニングポイントになると思っている」と答えた。
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