一方、市長は発言の一部を認め謝罪したが、パワハラの認識はないとしたうえで「私自身の手でハラスメントが起こらない組織にしていきたい」と、続投の意向を表明した。
第三者委員会が問題にした言動はあまりに多岐にわたる。「バカ」「頭が悪い」「スペックが低い」「ポンコツ」といった能力の否定。さらに「クズ」「人間のクズ」「脳みそが筋肉」「目が死んでいる」「55歳以上はみんな頭が固くて駄目」という人格否定。前副市長を「ダチョウ」、ある部長を「元気のいいおばさん」といった、呼び名で人をモノや動物に変える行為。「裏切ったらこれだからな」銃口を突き付けるようなしぐさをすることもあったという。
また、TICAD(アフリカ開発会議)を巡っては「誘致できなかったら切腹だぞ」「俺との会話を録音したら許さない」。ほかにも書類を投げつける、怒鳴る。そして人事という刃で「飛ばす」「粛清」。気に入らない幹部は市長室への出入りを禁止。深夜も休日も連絡は止まらなかったという。
数えきれない言葉のなかで、繰り返し使われていたのが「ポンコツ」という言葉だが、実はまったく別の現場でも同じ言葉が告発されていた。
舞台は大阪地検特捜部。「お前ポンコツだな」といった様々な暴言などを浴びせられた男性検事は辞職。手記で実態を告発したが、男性によると内部調査でパワハラは認定されたものの、処分はなかったという。
弁護士は「身を引くべき」と指摘
