「人に火をつけた」でNetflix『ラヴ上等』炎上 法務省なぜコラボ? いじめ被害者「加害者の傷の舐め合い見たくない」 一方で「加害者にも居場所必要」との意見も

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■武勇伝か、後悔の告白か

元文部科学副大臣で「ヤンキー先生」としても知られる義家弘介氏
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 司会の小松靖アナウンサーは、この出演者が「人に火をつけた」と独白したシーンについて、「武勇伝として語ったわけではなく、直後に『後悔している』と口にしていた。家庭の事情などで非行に走った経緯を説明する中で、極端な行動を取らなければ自分がいじめの標的にされるため、許されないことだと理解しつつもやってしまった、という文脈だった」と補足した。

 元文部科学副大臣で「ヤンキー先生」としても知られる義家弘介氏は、「視聴者からすると、どういうシチュエーションでそういうことになったのか全く分からない。人に火をつけたら殺人未遂にもなりかねない相当な事件だ」と述べた上で、「何かを守るために自分の過去を語ることと、自慢するために語ることの間に私は一線を引いている。過去の武勇伝を胸を張って語るのは相当ダサいと思う」と語った。

 組織的な詐欺事件で懲役8年の判決を受け、現在は複数の会社を経営する「懲役社長」こと草間清隆氏は、「自分がやった犯罪行為を具体的に公言することは間違っている。被害者が見ている可能性が高い中で『火をつけた』などと言えば、当時の記憶がフラッシュバックする可能性もある」と否定的な見解を示した。

 一方、過去に『ラヴ上等』への出演オファーを受けたこともあるというTikTokerのYunaは、「悪事を働いている時、それを誇りに思っているわけではない。私も喧嘩をしていた時期もあった。他に居場所がなく、一人で更生するのは難しい。でも『ラヴ上等』のように人を傷つけた人たちが更生する姿を見れば、『私でも更生できるんじゃないか』と思う人は多いと思う。結果的に将来の被害者が減るのなら素晴らしいコンテンツなのでは」と述べ、ヤンキーにスポットライトを当てること自体には賛成の立場を示した。

 学生時代に不良からいじめを受けた経験を持つ丸刈り坊主さんはここまでの議論を受けて「あり得ないと受け止めている」と述べ、自身の経験を明かした。「サンドバッグにされたり、毎日自転車で送り迎えさせられたり、ボコボコにされたりしながら、受験勉強もしていた。その後も誰かの顔色をうかがい、怒られないようビクビク生きてきた根底には、ヤンキーに虐げられた経験がある」と語る。その上で、「先ほどヤンキー先生が『弱き者をいじめるのはダサい』と言っていたが、私の見てきた景色は全然違う。加害者が傷を舐め合っている姿を見せられる側の気持ちになって考えてほしい。想像力が欠如したコンテンツだ」と批判的な見方を示した。
 

■法務省とのコラボは何が問題だったのか
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