軽度の知的障害を抱えていた主犯格の男 裁判で家庭環境が明かされるも犯罪心理学者は「更生に時間がかかる」と指摘 江別大学生集団暴行死事件

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 犯罪心理学者の出口保行氏は川口被告の家庭環境について「多くの犯罪非行に家庭環境が関わっていないということはない。関わっている」としながらも「じゃあそういうのがあったから犯罪者になりますかといったら、そんなことはない。それを基本的に自分がなにか失敗をする、それから犯罪行為をするときの合理化をするための理由にする。私はこんなんだったんだから、仕方がなかったんだという理由付けをし始めてしまうと犯罪や非行が止まらなくなってしまう」と指摘。

 「更生させるために、基本的に自分が何をやったかをきちんと受け止めて、それを相手に対してどういう形で謝罪できるのか。これが一番大事なポイント」と続けると「自分の家庭に原因を持っていっている。自分の資質に原因を持っていっているあいだは自分に目が向かない。その状況が外れない限りは基本的に長い期間、更生するために時間が必要だと考えるのが当たり前になる」と解説。

 「私が勤務した宮城刑務所という仙台にある刑務所、そこは日本の重大犯罪者だけを入れる刑務所。中に無期懲役がごろごろ入っている刑務所。ここでいろいろな面接、心理分析をしているあいだに、その中でも立ち直っていきやすいタイプは自分に目が向いているタイプ。そうじゃないと事件を起こして30、40年も経っているのに、『あれが悪かった』『あの人が悪かった』『会社が悪かった』まだそういう理由付けを使っている。こういうタイプの人は、基本的に更生することが本当に難しい」との見方を示した。

(『ABEMA的ニュースショー』より)

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