ちなみに、怒り心頭の鈴木九段自身も最近は居飛車を多用しているという事実があり、ファンからも「大介も最近居飛車やってるw」「あんたもやww」と愛のあるツッコミも飛んでいた。そんな解説席の喧騒をよそに、盤上では羽生九段がレジェンドの貫禄を存分に見せつける。複雑な将棋となったが、羽生九段が終始圧倒してペースを握り、西田六段にバランスを取らせず受けなしの状態へと追い込んでいった。鈴木九段も「複雑な将棋だったが、玉に対する距離感に差が出た」と総括する完璧な指し回しで、羽生九段が88手で快勝を飾った。
この羽生九段の勝利で勢いに乗った北関東軍団は、最終的に5勝2敗で九州軍を撃破した。盤上の激闘はもちろん、解説陣の愛あるボヤキやファンのツッコミまで、生中継ならではの熱気と一体感に包まれた準決勝。見事に決勝への切符を掴み取った北関東は、8月29日に行われる中国・四国ナヴィセトスとの頂上決戦に挑む。
◆JEMTCスペシャルABEMA地域トーナメント2026 超早指しの『ABEMAトーナメント』と『地域対抗戦』が融合した新シリーズ。全国を6つの地域ブロックに分け、全8チームによって競う団体戦。各チームは監督1名とドラフト会議で指名された棋士4名の計5名で構成される。予選は4チームずつ2リーグに分かれ、上位2チームが本戦トーナメントに進出。試合は5本先取の9本勝負で、対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。今大会より「先手番入札制度」を採用。対局開始前に持ち時間を「競り」にかけ、提示した時間がそのまま対局時の持ち時間からマイナスされる。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
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