■「前日から準備していたことがプレッシャーになっていた」
息子(現在小学3年生)が入学直後から「学校に行きたくない」と言い始めたという土屋さん(36)。共働きの家庭で、朝バタバタしないよう前夜から登校の準備をしていたという。
「共働きだったこともあり、親の都合で申し訳ないが、前の日から『明日は学校行くの?』と聞いて、ランドセルの準備もしていた。それがかえって、前の日から本人にプレッシャーを与えていたのではないかと後悔している」
1年生の2学期からは、1年間にわたって親子一緒に授業を受けた。「それもかえってプレッシャーに感じていたのではないか。息子としては『無理やり学校に連れて行かされた』という思いも、もしかしたらあるのかもしれない」。
宿題を一緒にやり、算数でわからない箇所が出ると「ほら、学校に行ってないからだよ」と口にしてしまったこともあった。ある日、息子から「もう学校の話はしないで」と告げられた。押し入れからは、買った時のままの新品同様のランドセルと、一度も使われていない連絡ノートが出てきた。
■「わがままに見えた息子が『優しい子』だったと腑に落ちた日」
