「小5の息子をどれだけ傷つけたのか」 “学校行きたくない”を「甘え」と一喝…世間体を気にした30代母の後悔

ABEMA Prime
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■「学校ってそんなに楽しいことが大事なのか」

伊藤美奈子氏
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 カウンセラーとして不登校児の心理や保護者支援を研究する神戸女子大学教授の伊藤美奈子氏は、親の不安を少しでも軽くすることが大切だと語る。

 「子どものことを思うからこそ不安になり、焦る。最初は『無理やり行かせて……』という葛藤を経験することが多いが、カウンセリングを受けたり、同じ立場の親同士で話したりすることで、気持ちを手放せるものがある。居場所も進路も広がってきており、『決して行き止まり』ではないという正しい情報を得ることで、親自身の気持ちが楽になる」と説明する。

 さらに、「『子どもが悩んでいる時に親が笑ってはいけない』と自分を追い込む人もいるが、親がつらい顔をしているのを見るのは、子どももつらい。『自分が休んでいるせいかな』と感じてしまう。親が肩の力を抜いて笑顔になることが、子どもにも良い影響を及ぼす」と述べた。

 OVER ALLs代表の赤澤岳人氏は、「『学校に行けば楽しいことがあるから』という説得もあるが、“楽しい”という概念も危険だ」と疑問を投げかける。

「学校なんか楽しいわけない。好きな奴も嫌いな奴もいて、一方的に先生の話を聞いて、苦手な運動もさせられる。そんなに楽しいことって大事なのか。『正しい・間違っている』『楽しい・楽しくない』の軸ばかりで判断するのではなく、『行かなかったら暇だから、とりあえず行っとけ』くらいの感覚でもいいのではないか」

 土屋さんの息子は現在、オンラインスクールに通い、笑顔が増えたという。「一つ一つの成功体験で本人も自信がついたようで、自分からサッカーの習い事をしたいと言ってきた。初めての場所を拒否する子だったが、最近は自分から新しいことに挑戦できるようになった」と語った。

(『ABEMA Prime』より)

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