■ 学校は何を学ぶ場所?
YouTubeを活用した独学でヤンキー高校から大阪大学に合格した藤森嵩人氏は大学受験をゴールとするならYouTubeや生成AIの活用は有効だとの考えを示し、「この情報の時代において、道具を使わない手はない」と語る。
自身の経験を振り返り、「小学校で九九の速さを競わされて不登校になったが、電卓の方が速いのだから人間が競う必要はない。道具を使って困難を突破する工夫など別の能力を鍛えるべきだ。私自身、フリースクールでツリーハウス作りや田植えを経験し、道具で欲しいものを創り出した体験や問いを立てる力が、今の研究に繋がっている」と明かした。
その上で藤森氏は、学校の意義を「ランダム性(ノイズ)」にあると語る。「YouTubeや生成AIでは得にくいのが“ランダム性”だと思う。学校は、自分の興味や新たな自分を発見するために、さまざまな“ノイズ”を受け取る場所として意味がある」。
武内氏も大学受験は教育の最終的なゴールではないとの考えを示し、「高校、大学を通して基礎的な教養や専門性を積み重ね、 やがて社会に出て新しい価値を生むのが教育の最終ゴールだ。今後はYouTuberと学校の教員が上手く住み分け、協働していくのではないか」と述べ、すぎやま氏も「学校教育は大学受験の対策機関ではない」と強調した。
佐藤氏は「YouTubeは自分から見に行かなければならない」とした上で、嫌いだった科目でも学校で相性の良い先生と出会うことで好きになる可能性があると指摘。「学校という機関で、嫌いな科目もやってもらうことはすごく大事だと思う」と最後に語った。
(『ABEMA Prime』より)
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