準優勝の北関東ブリッツァーズが刻んだ熱き真夏のドラマ!惜敗の藤井六冠「心拍数もあと一歩」羽生監督はリベンジ誓う/将棋・ABEMA地域トーナメント2026

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 盤外でも見事な結束力を見せたのがこのチームの最大の魅力だった。木村一基九段(53)は、「公式戦の成績があまり良くなかったものですから、ドラフト指名していただいたことが大変嬉しいものでした。戦っていく中で指すのも楽しいし、皆さんの考えを聞くというのも大変勉強になる有意義な時間でした」と笑顔を見せた。また、ドリームチームのメンバーで重圧のかかるポジションを担った佐藤天彦九段(38)は、「メンバー同士の距離感がすごく近くて、侃々諤々と議論しながら見ることができた。我々もメンバーの将棋を見る時が一番楽しく、“観る将”をしていました」と語り、控え室での温かい空気感が盤上への好影響を与えていたことを明かした。

 新ルールの先手番入札制度を最も満喫したのが、三枚堂達也七段(33)だ。今大会の醍醐味である持ち時間を削る心理戦について、三枚堂七段は「読み合いが発生して、感情が動いてすごく面白い制度。自分自身も自分の名前にちなんで『3』を入れたり、少しリラックスしたものも入れながらやることができたので、非常に充実して楽しめました」と振り返る。さらに、パブリックビューイングでサポーターと近い距離で盛り上がれたことへの感謝を口にし、真剣勝負の中にも遊び心を取り入れて存分に楽しんだ自覚があることを嬉しそうに語った。

 死闘を終えた羽生監督は、最後まで温かく見守ってくれたサポーターに向けて「一つ一つの応援、声援が私たちチームの大きな力になり、励みになり、前進する力となりました」と深い感謝を述べた。「残念ながら準優勝という形では終わってしまったんですけれども、改めて来年以降、このチームとしてさらに上を目指せるようにブラッシュアップして、いい姿のチームを作ってまた皆さんの前にお目にかかれればと思っております」と力強くリベンジを誓った。頂点にはあと一歩届かなかったが、最強のドリームチームが織りなした熱きドラマは、将棋界に新たな歴史と感動を深く刻み込んだ。

◆JEMTCスペシャルABEMA地域トーナメント2026 超早指しの『ABEMAトーナメント』と『地域対抗戦』が融合した新シリーズ。全国を6つの地域ブロックに分け、全8チームによって競う団体戦。各チームは監督1名とドラフト会議で指名された棋士4名の計5名で構成される。予選は4チームずつ2リーグに分かれ、上位2チームが本戦トーナメントに進出。試合は5本先取の9本勝負で、対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。今大会より「先手番入札制度」を採用。対局開始前に持ち時間を「競り」にかけ、提示した時間がそのまま対局時の持ち時間からマイナスされる。
ABEMA/将棋チャンネルより)

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