■保護者・トクシマさん「そもそも学級が足りない」
中学生の子どもが特別支援学級に通っているトクシマさんは、環境そのものの不十分さを指摘する。「都内は支援学級自体が少ない。希望する支援学級に入れず、遠いところを案内される。障害があると分かっている子が、混雑した電車やバスに乗って通わなければいけないのは、すごく負担だ」と語る。
トクシマさんは、特別支援学級の設置状況には地域差があると指摘する。 子どもが特別支援学級に入った頃、住んでいる自治体では、支援学級がある学校は3割ほどだったという。 「保育園や幼稚園で一緒だったお友達と、同じ学校に通えない、一番近い学校に通えない」と説明し、遠い学校まで電車などの公共交通機関で通うよう求められる状況について「非常に差別的に感じました」と訴えた。さらに、在籍する子どもは増えていることに触れ「30人以上というのもざらにある。ギュウギュウの過密状態だ」という。
地域による違いについては、「大阪府は特別支援が進んでおり、ほぼ全校に設置されている」と紹介。一方で、東京都については「子どもが入った頃には、私の自治体では3割ぐらいしか支援学級がなかった」と説明した。
名称については「私の子どもは気にするタイプではなかったが、中には嫌だと言っている子もいた」と話した。また、周囲の保護者から「〇〇学級」という名称を使って通常級の子からかわれたケースも聞いたという。
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