大坂は試合後に自身のX(旧Twitter)を更新し、この独創的な衣装が著名なスタイリストであるロー・ローチ氏のディレクションによる「WHO DECIDES WAR」の特注ウエアであることを明かした。テニスコートをランウェイに変えるような斬新なスタイルに、SNS上では「これ何、ファッションウィーク?」「派手派手ウエア」「唯一無二!」と驚きの声が殺到。さらに「カッコいいやん」「ついチェックしてしまう」と、その圧倒的な存在感を称賛するコメントが相次いだ。
ファンの目を引いた華やかな装いとは裏腹に、試合は一筋縄ではいかない総力戦となった。第1セット、大坂は序盤でリードを奪いながらも、セット獲得目前の第9ゲームでザハロバの反撃に遭いブレークを許してしまう。さらに第11ゲームも落としてリードを奪われるピンチを迎えたが、直後の第12ゲームで意地のブレークバック。そのまま突入したタイブレークでは、激しいシーソーゲームの末に8-6で先取し、女王の底力を見せつけた。
続く第2セットも、両者の意地がぶつかり合う息詰まる攻防が展開された。大坂が鋭いリターンを突き刺してリードを奪えば、ザハロバも驚異的な粘りで食らいつきブレークを奪い返す。互いに一歩も譲らない展開の中、大坂は勝利目前のサービング・フォー・ザ・マッチを迎えた第10ゲームをキープしきれず、またしても土壇場で追いつかれる苦しい状況に追い込まれた。
それでも最後は、数々の大舞台を経験してきた大坂の精神力が勝った。再びもつれ込んだタイブレークで集中力を極限まで高め、粘る相手を力でねじ伏せてストレート勝ちを収めた。3年連続10度目の出場となるニューヨークのコート。ファッションでもプレーでも観客を大いに魅了した大坂なおみは、自身3度目の頂点を見据えて力強い第一歩を踏み出した。
(ABEMA/WOWSPO/全米オープンテニス)

