場内騒然となる中で登場したラウンドガールは困惑した様子
場内が騒然となる中、第2ラウンドのカードをもってリングに上がった2人のラウンドガールは苦笑いを浮かべてキョロキョロ。場内には「レフェリーのブレイク後の攻撃によって南原選手に警告が与えられています。グンター選手はブレイク後の攻撃ということで、通常通り(ゴングにより)1ラウンドが終了しております」といったアナウンスが迅速になされた。
それでもインターバル中のグンターは後頭部のダメージをしきりにアピール。これには「顔面ヒザでなぜ後頭部」「後頭部ではないだろ」とツッコミの声、一方では「首痛めたか?」「掴んで二回は反則だが、後頭部を押さえている意味w」などの声も。
グンターは2ラウンド開始のゴングと同時に再び頭を押さえ「痛い」アピールを継続。和田レフェリーがストップをかけると、ファンからは「戦意喪失しとるやん」「心折れてるやん」の声。メディカルチェックを受けつつも、ダメージ回復とも取れる約6分ものインターバルに「後頭部ではない」「休みたいだけ」といったツッコミも相次いだ。
再開後、グンターはフック、アッパーと猛攻を仕掛けるが、南原は真正面から付き合わず、右ストレート、三日月蹴り、右ハイ、前蹴りと空手仕込みの蹴りを主体に試合を組み立てる。ラウンド後半には右の強烈なパンチを2度、3度と当てて主導権を引き寄せた。
最終3ラウンド、グンターが開始直後から右アッパー、左フックを強振して前へ出る。南原も剛腕に手こずりつつ、強烈な右を当てるとパンチの連打から左ハイキックを振り抜いて最初のダウンを奪う。
立ち上がったグンターだったが、ダメージと消耗は明らか。その様子に南原は距離を詰めて右フックを顎へ打ち込みグラつかせると、最後も打ち下ろし気味の右フック。コーナーに寄りかかった意識朦朧のグンターは、すでに余力なく座り込んだまま10カウントを聞いた。
荒れ模様の展開で完全KO勝ちした南原には「完全勝利だな」「パンチで倒した」の声と同時に「反則しなかったらいい試合だったのにな」との指摘も。一方、ダメージアピールで回復時間を稼いだ末のグンターの完敗には「休憩した意味w」「後頭部アピールは?」「癖が強すぎる」などの反響も多数。
怒涛の展開を経て、激闘を演じた両者は試合後、グローブを合わせ健闘を称え合い深々と頭を下げてノーサイド。荒々しい内容や戦前の煽り合いからは想像できない清々しい幕切れとなった。
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