勝利した広瀬九段は、「相掛かりの研究テーマのひとつだったのでやってみようと思っていた。王座戦の特徴でもある夕食休憩のある1日制だったが、本局は時間の面では余裕があったので、そのあたりが大きかったのでは。タイトル戦もそうですが公式戦も間隔が空いていて不安もあったが、まずまずの内容で指せたので、第2局以降も引き続き頑張りたい」とコメント。
伊藤王座は、「端角を打たれたあとの展開にうまい切り返しが見えなかったのが誤算。自信がないながらも難しいところも多いかなと思っていたが、手が広かった。認識の薄い将棋で、うまくバランスが取れず残念だった。5時間のチェスクロックだとあっという間に時間がなくなる感触があったので、次局以降はもう少し深く読んで指していく必要があると思った」と悔しそうな表情も見せていた。
黒星発進となった伊藤王座は、現在、藤井聡太王位(竜王、名人、棋聖、棋王、王将、24)と「伊藤園お~いお茶杯第67期王位戦七番勝負」を戦う過密なダブルタイトル戦の期間に突入している。王位戦では2勝3敗と崖っぷちに立たされているだけに、このピンチを脱してタイに追いつくことができるか。そして防衛戦となる王座戦でも、まずは同星に戻すことができるか、若き二冠の巻き返しに大きな注目が集まる。
第2局は9月15日、愛知県名古屋市の「名古屋マリオットアソシアホテル」で行われる。
(ABEMA/将棋チャンネルより)





