昨期、KONAMI麻雀格闘倶楽部はファイナルシリーズまで進出し、優勝まであと一歩に迫った。佐々木寿人(連盟)は自身の戦いを「例年にないシーズン」と振り返りながらも、内容には一定の手応えを感じている。
―まずは昨期の振り返りを。
トップ数が少なくて、2着が多いという例年にないシーズンでした。それはあまり悪くは考えていなくて、取りこぼしたというよりも、うまく2着に滑り込むことが多かったですね。悲観せずに、やることは精いっぱいできたかなと思っています。
―昨期は滝沢和典さんが選手兼任監督となり、その役割も注目された。
ずいぶん威張ってきましたね(笑)。僕に対して「もっと試合に出ろ」とか生意気なことを言ってきたり(笑)。ただ、相手チームに対する分析などもうまくいったと思いますし、良かったと思います。
―他チームにも選手兼任監督がいたが、滝沢さんの監督ぶりをどう見ていたか。
他のチームのことはよく分かりませんが、彼は気遣いもするタイプなので、よくできたんじゃないかなと思います。二階堂亜樹さん(EX風林火山)は優勝に導いていますからね。素晴らしかったと思います。
―自身が監督をやってみたいと思ったことはあるか。
思っていないです(笑)。大変だから。どこに誰を当てるのか、相性やデータと照らし合わせたり、誰を休ませるのか考えたり、やることがたくさんあります。言われた通りに出番を守って打った方が、気持ちは楽かなという気はします。
―昨期の結果を踏まえると、今期に目指すのはあと一つ上の順位になる。
昨期はあと一歩でした。ファイナルでも一度首位に立ちましたし、ほんの一つの掛け違いだったと思います。そのわずかな差をしっかり埋めていければ、いい成績で終われるんじゃないかと思います。
―今期に向けて、どのような準備をしているか。
稽古をしっかりするしかないですね。そこに変化はないと思っています。
―寿人さんが入る卓は、他の選手まで打牌が速くなる印象がある。
最近はそんなに意識していないですね。ただ、3人が遅い時には、僕はより速くやろうという意識は強いです。
―普段の打牌が速いからこそ、寿人さんが長考すると目立つ面もある。
そういった部分もあると思います。でも、あまり速すぎても良くないという声もあると思うので、そこの兼ね合いは難しいと思います。
―そこまでスピードにこだわる理由は。
僕はずっと、そういう人たちと麻雀をやってきました。速さというのは、決断力を見せられるところでもあります。同じ一打を切るにしても、1秒で切るのか、10秒で切るのかでは違う。そこは意識していますし、ファンの方にはそれを見せていきたいと思っています。
麻雀は準備が非常に大事です。実際、選択肢がそんなに多いわけではない。10個も20個もあるわけではなく、2つか3つくらい。多くてもそれくらいなので、そこは鍛錬でどうにかなると思っています。
次のページMリーグ 日程
-
二階堂亜樹
勝又健志 -
鈴木大介
下石戟 -
佐々木寿人
佐々木寿人 -
黒沢咲
瀬戸熊直樹




