■夜遅くまで対応に追われた保育現場のリアル
この突然の決定変更により、実際に現場の保育園は大きな対応に追われた。市内のとある保育園では、前日の午後3時に休園指示が出た際、保護者に対して登園中止を周知し、職員の出勤を停止、さらに給食用の食材の搬入をキャンセルする連絡を行った。
しかし、午後8時になって休園が撤回されたため、一転して「保育が必要な子どもに関しては登園して良い」としつつも「なるべく自宅でみられる方は家庭内保育をお願いします」と呼びかけることになった。さらに、すでに給食用の食材をキャンセルしていたため「給食は非常食になります」という連絡を急遽行い、一度出勤を停止させた職員に対して再び出勤できるかどうかの確認や調整に追われた。結果として、この園の園長は午後11時頃まで対応に追われたという。
同園の担当者は「本来のルールは当日の朝6時の判断だったので、そのルールに則って最初から対応すれば何ら問題はなかったと思います。8月の豪雨災害の影響が残っていることを鑑みて休園判断したのであれば、その判断を覆すようなことは決してやめてほしい」と、二転三転した対応に苦言を呈した。
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