この午後からの激しい攻防について、阿部七段は「最初に比べて藤井王位が盛り返してきている」と形勢の揺れ動きを指摘。さらに「伊藤二冠がやや変調かなという印象を受ける」と解説し、深く時間を使って相手の狙いを外した藤井王位が徐々に押し返し、互角の形勢へと引き戻す展開となった。
そして午後6時を回り、立会人を務める青野照市九段(73)が定刻の封じ手時刻となったことを告げると、手番の藤井王位はうんうんと深く頷いた後、すぐに封じる意志を示した。藤井王位がこのまま決着をつけるか、伊藤二冠が意地を見せてフルセットへともつれ込ませるか。歴史ある“将棋の聖地”を舞台にした注目の大一番は、形勢互角のままあす9日の2日目へと突入する。
持ち時間は各8時間の2日制。
【封じ手時点での残り持ち時間】
▲伊藤匠二冠 5時間(消費3時間)
△藤井聡太王位 3時間35分(消費4時間25分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)




