第2試合は15分一本勝負のタッグマッチ。橋本千紘&水波綾のセンダイガールズ組が松本浩代(フリー)&山下実優(東京女子)組と激突。普段は交わることのない戦い、ユニークな場面にファンが沸いた。
試合中盤、松本浩代がコーナーで橋本千紘に羽交い絞めにされると「やめろー、やめろって…やだー!」と絶叫が響く。最高のシチュエーションで満を持してコーナーに歩み寄るのはもちろん、水波綾だ。“バシン”と一発、逆水平を叩き込むと、二発、三発…しかし、そこから少しだけ様子がおかしくなる。
「あー、あー」松本の悲鳴などお構いなしに会場は水波の独特なリズムでのチョップに合わせて掛け声が響く。すると、放送席で解説と務めたセンダイガールズの創業者・里村明衣子は「このチョップの連打は仙女では恒例」と補足。すると、仙女ファンにとってはお馴染みの光景ということもあり「今日は何回行くかな」「ハッピーチョップタイム」「いつも通りだわw」「盛り上げるねぇ」「昨日は400発超えてた」「483発だった」などファンは興奮。一方で、初めて目にしたであろうファンからは「小島式マシンガンチョップだ」「餅つき」「何とも楽しすぎるw」「せっかくだから山下に」などの反響が相次いだ。
問題のシーンは実況が「松本浩代が気の毒でしかない」とユニークなコメントを残した直後に起こった。リング中央で水波と向き合った松本は、髪を掴む水波の両手を振り払うと渾身の逆水平で仕返し。これに怒った水波が逆水平返しを試みると、その右手を掴んだ松本が首を横に振りながら「やだやだやだ…ホントに止めて!」と冒頭のセリフを叫び、会場が笑いに包まれた。試合は勝敗決まらずに時間切れドローとなったが、紅一点で会場のファンを沸かせていた。
なお、2017年に「頸髄完全損傷」と診断されて以来、長期のリハビリを続けてきた髙山。昨年に引き続き、大会後には車いすに乗ってリングに上がると、観客の歓声に笑顔で応える。マイクを取った鈴木が「今日は、お前ら知ってるか? 実は来週、髙山善廣誕生日です」「オレたちと後楽園ホールのみんなでプレゼントを贈ろう」の呼びかけから”ハッピーバースデー”を参戦選手と会場全体で合唱。「髙山にはオレからもう一つプレゼントがある」と鈴木から“帝王”の二文字が刻まれた赤いちゃんちゃんこを贈呈され、照れつつも「馬場さんみたいに祝ってもらって凄い幸せです」と笑顔を浮かべた。
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