■なぜ「不自然なAI画像」が生まれてしまうのか
「AI看板キモすぎ」「メニュー写真がAIっぽくて食欲失せてしまった」(SNSの声)
SNSで話題になった飲食店のメニュー画像。AIで生成したと見られる画像を店先で見かけ「美味しそうに見えなかった」という声が相次いだ。
なぜこうした“失敗AI画像”が生まれてしまうのか。今回の騒動を分析・検証した株式会社Lumilinksの代表取締役でデザイナーの小木曽槙一氏は、「現場で気持ち悪くなる理由は、使われているAIのモデルの性能が低いことが一番の問題」と指摘する。
「(社内で)“Googleの利用が禁止されている”、“ChatGPTを社内で使っちゃダメ”という会社や組織もあると思う」
さらに、仕上がりを判断する人材やリソースが不足しており、違和感に気づく仕組みがないことも問題だと指摘する。AI画像の「気持ち悪さ」には特有の特徴があり、小木曽氏は「同じような粒度の描画が多い。例えば今回の場合トンカツで試したが、衣のつぶつぶが均等に出てしまう。食品については、いびつさというか不完全さみたいなものが気持ち悪さを和らげる」と説明する。
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