■AIの専門家が「子どもにAIを使わせていない」理由
一方、シナモンAI代表取締役社長・平野未来氏は、9歳と8歳の子どもを持ちながら、「(子どもに)AIを一切使わせていない」と明かした。その理由について平野氏は、「(AIに)思考力が奪われているなと自分でも感じる。私は大人なので、思考を一部外注するのはいいと思っているが、子どもはまだ思考力が全然育っていない。育っていない中でAIを使ってしまうのは良くない。自分の若かった頃を考えると、高校生でもまだ早いなと思うぐらい、大学生でもまだ全然思考力って育ってなかった」と語る。
加えて、タブレット端末そのものを家に置かず、車の中にしか置いていないと明かす。「タブレットがあるといろいろな通知が来て集中力が散漫になる。生成AIのアプリと一緒にゲームなどもたくさん入っているので、そっちに流れていきやすくなる」と理由を説明。子どもの前ではスマホもタブレットも極力使わず、AIの画面も見せないようにしているという。
平野氏は「思考力がある程度育ってから、また自分の意思がはっきりしてから」を使い始める目安と考えているといい、「社会人になってもちょっと早いんじゃないかと思うぐらい」と言葉を強めた。森本さんの使い方を「すごく良い」と認めながらも、「AI専用のデバイスがあれば良いが、現状ではタブレットを使うと他のゲームや動画で遊んでしまうのが問題」と繰り返した。
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