人気職業に「キャバ嬢」ランクイン…メディアが美化しすぎ?現役キャスト「アイドルと変わらない。なぜ叩かれるのか」元キャスト「憧れの存在になってはいけない」賛否両論

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■蔓延する薬物や客の“過課金”…経営者が明かす「夜のライフライン」の変容と実態

桜井野の花
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 現役のキャバクラ経営者である桜井野の花氏は、「水商売全体がメディアに露出することに否定的だ」と語る。「最近はメディアやお店側が『これだけ売上を立てたらメディアに出してあげる、(宣伝の)トラックを走らせてあげる』といったことを餌にして、キャストに売り上げを立てさせている。スポットライトを浴びすぎているからこそ、キャストもお店もお客様に無理をさせるケースが多くなっている」と、業界の売上至上主義が生む歪みを指摘した。

 さらに桜井氏は、本来キャバクラが担っていた役割について、「学歴がない人や、過去に罪を犯して一般企業に採用されない人などが人生を諦めずに働ける場所、いわば『夜のライフライン』であるべきだ」と言及。「昔は家庭環境などでお金のトラウマがある方や、貧乏な人が働く場所だった。だからこそ、今の大学生などが片手間のダブルワークで参入してくる現在のキャバクラ業界には、少し違和感がある」と明かした。

 ただ一方で、業界の長所として、「普通に就職したら出会えないような経営者や権力者と知り合い、お金をもらいながら経営の勉強ができる。こんな素晴らしい仕事はないとも思っている」と補足した。

 また、業界が抱えるリアルな問題として「薬物の蔓延」の実態も告白した。「一緒に薬をやってくれたらいくらあげる、とアフター先で誘ってくる客は本当にいっぱいいる。実際にハマってしまっているキャバ嬢もホストも客もいっぱいおり、昔よりも蔓延しているイメージだ」と語る。

 過去には反社会勢力に「花代(みかじめ料)」を納めなければ営業できない店舗もあったというが、一部グループが声を上げたことなどによる業界内の自浄努力により、そうした店舗は激減したと説明する。しかし、現在は風営法改正による「色恋営業」への厳格化など、新たなトラブル対応にも追われている。「付き合えるかもとお客さんを引っ張ったら違反になり、お店が営業停止になることもある」と、経営者ならではの苦労も吐露した。

■業界のクリーン化と過渡期の課題
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