■「インスタント政党にインスタント政策」——泉議員の離脱をどう見る
泉健太議員が新党「民主改革の会」への入党を見送ったことについて、社会学研究者の山下佳也氏は「インスタント政党だし、政策もインスタントなので、誰も入りたくないですよね。全然手間かかってないし、話し合いもしてないだろうし」と端的に述べる。
さらに山下氏は、こうした結集のあり方が既存の支持層を遠ざけると指摘する。「理念ベースで投票してきた層がやる気をなくす。僕も今まで立憲にずっと入れてきたが、今回は中道に入れなかった」と自身の投票行動についても明かした。
リベラル活動家の白坂リサ氏も、立憲が“生活重視”へ軸足を移していく過程で支持層を見失ったと分析する。「立憲はもともと立憲主義や平和主義、沖縄問題といった理念を打ち出してきたからこそ、理念を重視する層に需要があった。だけど、生活重視に寄り始めた途端、国民民主や旧れいわ新撰組のように生活から出発している政党との差異が見えなくなった。だから、立憲がすくい上げてきた層がどこへ行ったのか分からなくなってしまった」と私見を述べた。
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