政治家から官僚への“お願い”は「日常的」元官僚が明かす予算編成の舞台裏 簗農水大臣の“生みの親”も指摘「官僚にとって渡りに船。議員に貸しを作っている」

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■“お願い”は当たり前?議員と官僚の関係とは

高市総理と簗大臣
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 元官僚芸人の松本昌平氏は、国土交通省が「本人もはっきりと覚えていないくらいであるから、働きかけや圧力を受けたことはなかったと思う」と説明したことについて、「覚えていない」「なかったと思う」という曖昧な表現を使っている点を疑問視。「覚えていないわけがない。これを書いていること自体が、もう『あった』ということだ。ボヤかすためにわざとこう言っている」と自身の見方を示した。

 さらに松本氏は、国交省の交付金で60%以上減っている自治体がある一方、県の道路予算で埋め合わせているように見える点についても言及し、「予算を増やす方はまだしも、減らす方はやはり露骨に問題になる。官僚からしたらリスクが高いので普通はやらない。でもこれを見ると実際にそうなったように見えるので、何か別の力が及んだのではないか」と述べた。

 議員と官僚の関係についても松本氏は「日常的にある」としながら、「ほとんどの話は、圧力をかけてどうこうというよりは、議員からお願いをされて、『分かりました』というのがほとんど。こんなにヤバいものはそんなに聞いたことがない」と、今回の事案の異常さを強調した。そして、政治家からの働きかけについて官僚が記録を残すことに関しても、「(自身を)守るために、たぶん取っていると思う」と自身の見方を示した。 

 千保氏はこれを受け、「有力な与党議員と官僚の間の癒着というのは昔からある。官僚にとっても(議員からのお願いは)渡りに船。有力な議員に族議員になってほしいとか、何かの時に味方になってもらおうということで、官僚の方も有力国会議員に貸しを作る。官僚は絶対口にしないだけの話」と補足した。

■構造的問題の解決がない限り「同じことが繰り返される」
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