■人生100年時代の選択肢…M&Aで「自分の事業を持つ」意義
中小企業のM&Aにおける今後の展開について、片山氏は会社の「出口戦略(イグジット=会社の売却や株式上場などによる投資資金の回収) )」の変化を指摘する。
「アメリカではM&Aで9割の方がイグジットしており、上場はたった1割。日本は今まで上場ドリームがあったが、今はだんだんM&Aの比率が増えており、M&Aで売り抜けたいという方がいる。『買って、売る』という方もいるので、マッチングサイトを使って上手に売ったり買ったりしてほしい」と語り、会社を育てて売却するという選択肢が日本でも広がりつつある現状を示した。
さらに片山氏は、「人生100年時代で、サラリーマンとして65歳まで勤め上げてもその後30年ある。その時に何をするかを考えると、自分の事業を持つというのは個人にとっての重要な選択肢ではないか」と、キャリア形成におけるM&Aの意義を提唱した。
手痛い失敗を経験した山田さんだが、「今回の経験で、数字だけでなく地域の環境や収益の構造的な部分まで見極めないといけないと学べたので、次は慎重に、チャンスがあればもちろんまたしたい」と再挑戦に意欲を見せた。成功を収めている増岡さんも、「これで成功とも思っていないが、すごく良い選択肢だと思っているので、もっと世の中に広がっていけばいいと思う。私自身もさらにチャレンジをしていきたい」と語った。
(『ABEMA Prime』より)
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