トランプ支持率32%で過去最低水準…「頑張ってもアメリカンドリームは叶えられない」生活苦を背景に若者の支持広がる“民主社会主義”ブームを識者が解説

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■アメリカンドリームはどこに…生活苦で絶望する若者たち

アメリカの若者の不安と期待
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 トランプ政権への支持が低下する背景として、出演者から相次いで指摘されたのが経済的な苦境だ。ニューヨーク在住ジャーナリストのシェリー・めぐみ氏は「やはり経済が一番大きい。普通の人はお財布が少し温かければそんなにいろいろなことに文句を言わない。トランプ支持者だった人もかなり生活が大変になってきて、特にガソリンの値上げで『これはマズい』となっているのが、今の状態だ」と述べる。

 さらにシェリー氏は、若者の絶望感についても言及する。「特に若い子たちは、自分たちがどれだけ頑張っても格差の再分配ができていないことにみんなが気づき始めた。アメリカはもともと貧しくても頑張ればアメリカンドリームを叶えられるという理想があった。でも、それは自分の世代では叶えられそうもないという考え方が若者の間で広がっている。AIや気候変動など考えなければいけないことも多く、みんな疲れ切っている」と説明する。

 元トランプ支持者のストラテジーアドバイザー、トム・ローガン氏も「2016年の出馬時は『忘れられたアメリカ人のために戦う』ということで期待が大きかったが、約束を守ってないという裏切られた感じが強い。夢が非常に実現しにくい若者の不満が結構ある」と語る。そのうえで「中間選挙はいつも野党の方が強い。アメリカはいつも右(派)、左(派)、右、左と8年や4年のタイミングで変わる。なので、今回は民主党の波になると思う」と見通しを示した。

 2ちゃんねる創設者のひろゆき氏は、この現象を先進国共通の問題として捉える。「若い人も高齢者も含めて豊かではない人が増えた。物価高でいくら稼いでも手元にお金が残らない、これ以上労働時間を増やせないとなると、分配してくれという方に向かう。フランスも似たような状況で、日本でも減税を求める声がある。民衆が貧乏になると左派的な(思想で)分配をちゃんとしようというところが支持を受ける。単純に経済のお金がないという話」と述べた。

■アメリカで左派勢力に注目、ヨーロッパでは右派伸長…揺れる政治
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