■中間選挙の見通し、その後は
中間選挙の見通しについて、宇野氏は「下院435議席のうち本当に接戦区になっているのはその中でもごく一部。民主党が過半数を取ったとしても230議席台がいいところで、240議席台は厳しい。党内はいろいろな派閥があり今のところ反トランプでまとまっているが、民主党が多数党を取って何か具体的なことを進められるかというと、共和党が難しかったように民主党もかなり限界を抱えている」と説明する。
財政面についても課題を示す。「アメリカでは2031〜2032年あたりに社会保障年金の限界が近づいているとも言われている。医療保険の拡大や分配の拡充と言っても、軍事費や利払い費も含めてアメリカの財政全体の問題になる。軍事費をカットするとなれば、同盟国にとっても他人事ではない」と宇野氏は述べた。
竹中氏は選挙後の国際的な動きにも注目する。「選挙が終わっても下院・上院が次のメンバーになるのは1月になってから。11月・12月は今の体制のままで動く。その間にAPECの首脳会議やCOP31といった重要な外交の場がある。選挙結果を受けてトランプ氏なりアメリカ当局がどういうメッセージを出していくかを注目しないといけない」とした。
トム氏は選挙後の展開についてこう述べた。「11月3日から1月3日の2カ月間、トランプさんがどうするかが心配だ。彼は『負けない人』でもある。以前の議会乱入事件もあった。アメリカ人として非常に心配している」。
ひろゆき氏も「フランスも極右が勝つか極左が勝つかみたいになっていて、普通の政治ではもう大して変わらないからどっちかに振り切ろうとなっている。本質的に先進国では大衆の経済が悪いまま、金持ちだけがうまく回る社会構造になっているので、誰になっても変わらない。でも希望を持ちたいという、報われないものをみんなぶつけ合っている感じがする」と語った。
(『ABEMA Prime』より)

