盗難車の保管や不適切な解体・輸出、騒音や火災など、様々な問題が指摘される“違法ヤード”。なぜなくならないのか。ABEMA的ニュースショーで、レゾバティール法律事務所の阪口采香弁護士と自動車生活ジャーナリストの加藤久美子氏が、その実態と背景を解説した。
阪口弁護士は「違法ヤードの存在はもちろん警察も認識していて、取り締まり強化はしている。しかし取り締まれる方法が今、条例に頼ってしまっている。全国各地で自動車ヤード条例というのができていて、それによってヤードを許可制や届け出制にしたり、持ってきた人の相手の名前を聞いたり、身分証を提示してもらったりという整備は進めてはいる」としながらも「その条例ができたら違う県に移動するということになってしまう。今、条例ではなくて法律として自動車ヤード規制の法律、法案は提出されているが、まだ法整備が追いついていない」と問題点を指摘。
実際に取り締まりは難しいのか。加藤氏は「ヤード条例を施行しているのが全国で6県ある。ただ、施行しているからガンガン取り締まれるかというと、そうでもない。実際、千葉は一番最初、2015年にヤード条例ができたが、全国のヤードの約4分の1が千葉に集中している。なぜ集中しているかというと、中古車のオークション会場の存在。日本最大のUSS東京という非常に大きな会場があり、これは千葉県野田市にあるがその周辺、野田だけで100件以上ヤードがある」と語った。
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