共和党ピンチ?テキサス州が異例の激戦→トランプ氏の「ベジタリアン」レッテル張り“口撃”も効かず?民主党37歳タラリコ候補がユーモアで応戦

わたしとニュース
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■「隣人愛の精神」と小口献金による戦いが保守層の心をも掴む

 10月19日時点、世論調査の平均を示すリアルクリアポリティックスによると、民主党・タラリコ候補は48.5%、共和党・パクストン候補は46.3%と、タラリコ候補が僅差ながらリードを保っている。

 “異色候補”の躍進に、能條氏は「タラリコ候補のような人が出てくることがアメリカの幅の広さだと思う」とした上で、「『分断ではなく攻撃し合うのが政治ではない』という主張の後に、トランプ大統領の姿勢や攻撃を見ると、逆にタラリコ候補の言っていることが際立つ。トランプ大統領の攻撃は、良い結果につながっていないのではないか」と分析。「テキサス州は30年間ずっと共和党が勝ってきている中、今支持率だけを見れば逆転していて“ピンチ”の状況。その中で言えることがビーガンの攻撃なのかと感じる」。

 アメリカ政治に詳しい同志社大学大学院の三牧聖子教授は、タラリコ候補の善戦について「タラリコ候補は物価高対策など庶民の生活苦に寄り添う主張を展開。大企業やロビー団体の大口献金に頼るトランプ政治に対して小口献金で戦うなど、タラリコ候補自身も意識して対照的に見せようとしている。また、キリスト教の“隣人愛”の精神を打ち出していて、『困った人がいたら助け合おう』は保守層にも届き得る」と分析する。

 このタラリコ候補の選挙戦について能條氏は、「小口献金で、企業の影響を受けない政治をするという姿勢や、貧しい人々への支援、医療アクセスの確保など、社会主義的な発想がたくさんあると思うが、それがキリスト教の考えに基づいた言葉で語られるため、テキサスという地域できっと非常に受け入れられやすい。共和党の支持者がタラリコ候補への応援に切り替えているケースが結構あるとデータでも示されており、善戦につながっているのでは」との見方を示した。

(『わたしとニュース』より)

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