将棋の第39期竜王戦七番勝負第2局が10月22・23の両日、静岡県三島市の「三嶋大社」で指され、藤井聡太竜王(名人、王位、棋聖、棋王、王将、24)が挑戦者の服部慎一郎七段(27)に132手で勝利した。この結果、藤井竜王は開幕2連勝を飾り、タイトル防衛と6連覇に向けて大きな一歩を踏み出した。
藤井竜王が先勝を飾って迎えた第2局「三島対局」。本局では先手の服部七段が角換わり腰掛け銀を打診したのに対し、後手の藤井竜王が右玉に構える力戦模様で始まった。1日目からお互いに時間を投じる長考合戦となり、形勢互角のまま2日目を迎えた。
2日目の午後に入ると、両者の深い読みが交錯する長い中盤戦へ。難解なねじり合いが続くなか、藤井竜王がじわじわとリードを広げ、先手の服部七段が攻め込まれる展開へと変化した。服部七段も粘り強く対応の模索を続けたものの、第1局に続いて持ち味である推進力や力を封じられる厳しい立ち振る舞いを強いられることに。最後は藤井竜王が正確無比な寄せで押し切り、見事な勝利を収めた。
敗れた服部七段は、初挑戦の七番勝負で開幕2連敗と苦しい状況に追い込まれた。一方、勝利した藤井竜王はシリーズ2勝目を挙げ、防衛6連覇へ向けて好発進を維持している。
藤井竜王、服部七段の終局後のコメント




