■求められるフェアな選挙制度議論
選挙制度の根幹に関わる議論において、井上氏は「民意の集約(小選挙区)」と「民意の反映(比例代表)」のバランスを強調する。1つの政党に多数の議席を与えて政策を前に進める仕組みと、少数意見をすくい上げる仕組みを組み合わせているのが現行制度であり、国民が納得できる分かりやすい形に手直しすることが基本だと述べた。
これに対し、峰島氏は単なるハードル引き上げではなく、小選挙区で有権者が候補者に優先順位をつけて投票する「順位付き投票(ランキング投票)」の導入を提案。死票を減らしてより多くの民意を集める仕組みや、海外と比較して高額な日本の供託金(衆院小選挙区で300万円)の引き下げなどを挙げ、参入障壁を取り除く抜本的な改革の必要性を訴えた。
吉田氏は、「政治家自身が制度を考えると、どうしても自分たちに有利な方向へ進んでしまいがちだ」と指摘。「本来は第三者機関、独立した機関が、本当に国民の民意をフェアに反映するためにはどうしたらいいかを、もっと科学的にフェアに議論していった方がいい」と主張した。
(『ABEMA Prime』より)
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