■「外からの視点」がもたらす地方の新たな魅力
副業人材がもたらす効果について、佐藤氏は「やはり、外からだからこそ気づくことはたくさんある」と指摘。佐藤氏が所属する株式会社SHONAIが手がけた、水田に浮かぶホテル「スイデンテラス」の建設当時を振り返り、「うちの代表が『ここにホテルを建てる』と言った時に、『こんな田んぼにホテルを建てたって誰も来ないよ』とコンサルの人たちも地域の人たちもみんな大反対で、『あいつは宇宙人だ』と言われた。その魅力を訴え無理やり建てたが、現在は年間6万人ほどお越しいただいている。それによって周辺のレストランなどにも経済効果が出ている。そういった形で外から、民間から、そして他の地方から意見を入れるのは、これからの地方都市にとって大事だと思う」と語る。
弁護士の三輪記子氏も、自身の経験を交え「8月に福井県の永平寺に行き、時間がなくて駅からタクシーで行き帰りした。そのタクシーの運転手さんが、地元の良さは地元にいると気づかないと。インスタなどで、外から来た人や都会の人が『福井県のここがいい』と紹介していて、地元の人は『ここがそんなにいいんだ』と気づいたと言っていた」と述べ、外からの視点が重要であることに同意した。
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