「解明されていない黒幕が」田中被告と因縁ある“工藤会壊滅”指揮者が語る…無罪判決には「闇に葬られる可能性が極めて高い」王将事件と18年前の発砲事件の類似点も

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 同事件の無罪判決から5日、ABEMA的ニュースショーは工藤会の壊滅に向けた「頂上作戦」の指揮を執った元福岡県警刑事部長・尾上芳信氏を訪ねた。

「今回の無罪判決をどう受け止めたか」の問いに対し、尾上氏は「裁判官は自由心証主義があるので、今回の裁判官については無罪という判断をなされたと理解しているが、結果無罪ということで非常に残念には思っている」と語った。

 尾上氏には、田中被告との因縁がある。2008年福岡市で起きた発砲事件で、田中被告を逮捕したのは尾上氏が率いる福岡県警だった。田中被告はこの時、1カ月ほど前から下見など犯行の準備をし、拳銃を4発発射させ盗んだミニバイクを乗り捨て逃走。懲役10年の実刑判決が下っていた。その犯行の手口や公判で一貫した否認などが「王将の事件と極めて似ている」と尾上氏は言う。

「聞き及ぶ限り、暴力団の中には警察に対して好戦的につっかかってくる人物もいるが、田中受刑者についてはそういう対応はなく、淡々とした落ち着きのある人物なのかなという印象。私が在職中にも拳銃使用による事件において本人を逮捕起訴し有罪に導いている。このときも一切自分の犯行について認めることもなければ、上位者からの指示も認めない形で有罪認定を受けている。今回も案の定、何もしゃべらないという状況になったのかなと」(尾上氏、以下同)

 田中被告は当時工藤会の2次団体・石田組の本部長、組長に次ぐ立場にあった。

「解明されていない黒幕が」
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